2019.06.20 Thursday
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土曜の朝、阿川佐和子の「サワコの朝」をたまに見ています。結構いいゲストが出てくるからです。
前回日のゲストは大泉洋でした。ドラマなどで見慣れた俳優ですが、そんなに詳しくはしっていません。
北海道の出身で幼少期から才能があり、やがて見いだされ上京したようです。
彼が中学校の頃の話として語っていた下りです。
サザンオールスターズの「Oh!クラウディア」が大好きで、2階の自分の部屋で大声で気持ちよく歌っていると、下にいた祖父が「味噌が腐るぞ」と叫んできたそうです。
味噌が腐る、久しぶりに聞いた言葉だなと懐かしがっていたのですが、スタジオではなんのことかわからなかったようで、一瞬シンとしました。
大泉洋は、北海道では下手な歌を歌うと味噌が腐るというのです、と説明して一同納得して笑っていました。
金沢でも祖父や祖母は歌を聴いては、みそが腐るような歌やとよく言っていたものです。とくに音程が外れたたりして、下手な歌を聴いたときに発します。あるいは「糠味噌」といっていたかもしれません。
私は全国的に通用する言葉だと思っていたので、意外な感じがしました。
みのもんたのケンミンショーでも、この地方料理は地元民なら誰でも知っており、全国誰でも知っていると思っていたのに、知らないの、というシーンがしばしばあります。もっとも番組のほうで、必死になってそんなことを探しまわっているのですが。
「下手な歌を歌うと味噌が腐る」、これはどうしても全国区の言葉だと思うのですがー
軽いカルチャーショックを感じた土曜の朝でした。
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