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モーツァルトを聴く

モーツァルトを聴きに「風と緑の楽都音楽祭2018」に出かけました。

今年は期間中4つの会場でモーツァルトづくめです。ウイーンの風に乗って…モーツァルトが金沢に降臨!というキャッチコピーです。

 

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会場の県立音楽堂は金沢駅のすぐ横、家からは歩いて10分とはかかりません。好天で鼓門のあたりは旅行客で一杯でした。

 

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そこを通り抜けるとすぐ音楽堂です。
それにしても演奏会のクラシックを聴くのは何十年振りでしょうか。

 

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どうしてもモーツァルトのピアノ協奏曲第24番が聞きたかったのです。

第24番は学生のころから好きで、レコードやCDで折に触れ聴いていましたが、演奏会でぜひ一度聞いてみたいものだと永らく思っていた曲でした。同じ短調の20番も好きな曲で、そちらもプログラムに入っていましたが、やはり24番にしました。

学生時代なぜこの曲に注目したかといいますと、雑誌の企画で作家に対して「クラッシック私のこの1曲」というアンケートがありました。
その際、五味康祐がモーツァルトの24番を取り上げていたのを強烈に覚えていたのがきっかけです。

五味は剣豪作家のイメージですが、
「特に柳生十兵衛など柳生一族を扱った作品で知られており、「五味の柳生か、柳生の五味か」と評された。 オーディオ・クラシック音楽評論でも著名で、「オーディオの神様」 ということです。

五味は読んだことはなく柳生云々も知りませんし、後半にあるクラシック音楽評論のことも無論初見ですが、そんな人のお墨付きの曲といわれると、ますますうれしくなってしまいます。

 

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演奏はリッカルド・ミナージ指揮のザルツブルグ・モーツァルテウム管弦楽団で思ったより大編成で40人ほどの演奏でした。ピアノは地元の女性でした。

やはりクラシックは演奏会場で聴くものだと思いました。立体的な音の広がりが何とも言えません。
24番は短調で、CDではとくに第2楽章は情感あふれていますが、この日はモーツァルトの愉しさが全身に伝わってくるようでした。

あわせてフィガロの結婚から4曲聴くことができ、もうけものでした。


そうそう、この演奏は午前10時から1時間あったのです。午前中というのはめずらしく、午前も午後もある音楽祭の一コマといった感じでした。
そんなわけで、ながーい1日ではありました。

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