2019.06.20 Thursday
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一定の場所から一定の方角に向けた写真を撮る、少なくとも10年のスパンで撮ればかなり面白いものになる、やればよかったと思う。
はっきり覚えているが、小学校4年のとき先生がそんなことを言った。
自分の家の周りを思い浮かべた。街道沿いの家の前にはたまにしか車が通らない国道8号線が通っており、家の後には蓮田があり、家の横の道を行くと川があり、付近は田んぼで、10分ほど行くと北陸本線の列車が走っていた。
先生はそういうが、この風景はそんなに変わるはずがない、と確信的に思ったものだ。
先頃の風と緑の楽都音楽祭のときのドーム
そんな風景は10年、20年経つうちに大きく変わった。国道8号線は129号線に、さらに359号線に格下げになり、家の横の小道は大通りになり、自宅はその道に吸収され、前の家の斜め後方に移った。全体ががらりと変わった。
去年、金沢駅の近くに引越して、鼓門を継続して撮ろうと思ったが、あまり変わり映えはしないだろうと例のごとくに判断し、熱心にはやらなかった。
ところがブログに掲載した数枚の写真を見返してみると、写真からいくつか読みとれるものがある。おなじでなく面白くないことはない。金沢のイベントや季節が感じられる。やっておけばよかった。
どこの何を定点観測すればよいのか。思うになんでも面白いのだ。ただひたすら継続すれば。