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全国の市区町村と都道府県の魅力度ランキング「地域ブランド調査2017」が発表になった(民間シンクタンク「ブランド総合研究所」)。各県の幸福度とか移住したい町など、いろいろな角度から地域の魅力度を調査する一環である。
この調査は都道府県の部で茨城県が最下位になることで話題を集めているが、茨城は今年も定位置のままであった。仲間だった群馬・栃木は若干順位を上げた。
トップは北海道、2位は京都、以下東京、沖縄、神奈川で、わが石川県は10位に入っていた。石川は少し前までは影の薄い存在であったが、新幹線開業で認知度が高まったことがプラスとなったのだろう。それにしても意外の感、できすぎである。
市区町村の部では、1位が京都、2位函館、以下札幌、小樽、鎌倉、横浜、神戸、金沢、富良野、屋久島町と続いている。ベスト10に北海道が4つも入っているのは、どうしたことかと思う。これは北海道本体の魅力によるのだろうが、偏りすぎの感がある。屋久島町が入っているが、そこはどんな町か、どんな魅力があるのだろう。
わが金沢の8位は妥当な順位で、ベスト10に定着する都市力を備えていると考える。
この調査の項目は、魅力度、認知度、情報接触度、歴史・文化の町、芸術の町など多方面から成っていると聞く。それでも結果を見ると個人的な感覚とは隔離したところがある。調査に納得し、反面おかしいと思いながら、ずれを愉しんでゲスト10を眺めていればよい。
ひとつ不思議なのは、都道府県の部で東京は3位に入っているが、市区町村の部には東京23区が1つも入っていないということ。全国1000の自治体が対象になっているというが、東京23区はどのあたりにランクされたのだろうか。1つくらいはベスト10に入ってしかるべきだろう。