2019.06.20 Thursday
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石川県は工芸王国である、と地元では言っている。日展の入選者が人口割でゆくと全国トップだというのが根拠である。
確かに伝統工芸が盛んな土地であり、芸術院会員や人間国宝が多い。
金沢駅には工芸王国をPRするため、駅のコンコース両側の8本の柱に作家の作品がパネルとして並んでいる。
エキナカの試みとしては、ほかにないように思う。
改札口を入った待合室内部にもこうした展示がある。
輪島塗、山中漆器、九谷焼、金沢漆器、輪島塗、珠洲焼が、柱の中ほどから上部にかけて展示され、下には説明がされている。
残念ながら、旅の人でこれをチェックしている人を見かけたことがない。
みる人やや見上げる形になるので、見落としがちとなる。
時間がかからないので、観光の帰りに名のある作家の作品を、ちょっとご覧になればよい。改札口のすぐ前の柱にもある。
その中にはきっと1,2、気に入ったものがあるに違いない。ちょっともうけものだと思うかもしれない。こんな金沢駅の楽しみ方もある。
話題になるかもしれない。
駅までが芸術な金沢―
どのようなものが展示されているか、さらに写真をご覧いただくこととする。