2019.06.20 Thursday
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JUGEMテーマ:おでかけ・散歩
散歩をするときには、神社を目当てにすることが多い。寺の場合は接近して立地していることがあるが、神社は大きな町内にひとつ位と、程よい距離にある。
金沢駅前の日航ホテル裏の一角に、白髭神社がある。神社名を書いた額などが見当たらないが、桜の頃には小さい境内が花でいっぱいになる。
今回気が付いたのだが、社殿の向かって左前にライオンそのものと見える狛犬が置かれていた。
寝そべったライオン型狛犬
狛犬はもともと犬というよりライオンに似ているが、通常は前足を立て後足を曲げて、座った形になっているものである。この狛犬は腹ばいになっており、三越のライオンのような格好でくつろいでいる。
通常型狛犬
狛犬は守護神の性格をもつものとされる。ただし仁王門に置かれる、仏教の儀軌に基づいた金剛力士像とは違い、狛犬の霊威ははっきりとしないようだ。あまりくつろいでいては守護神の務めを果たせないように思える。
また狛犬は通常、阿吽(あうん)の一対として置かれているが、ここは一体だけであった。
面白い狛犬がいるものだと驚いた。ほかにこのような狛犬はいるのかどうか。今日の発見だった。
この神社は、もとは真言宗持明院別当の支配であり、持明院は妙連で有名だった。持明院は別の場所に移り、白髭神社の位置も、現在地に少しばかり移動した。